[ロンドン ロイター]
ある高給取りの弁護士と秘書の間で交わされ“ケチャップのシミ”に関する一通のEメールが、ロンドンの法曹界の話題になっている。 リチャード・フィリップス弁護士が、シミを落とすためのドライクリーニング代4ポンド(約520円)の弁償を求めたEメールを秘書に送った話をマスコミは面白おかしく書き立てている。秘書が誤ってトマトケチャップを彼のズボンにかけてしまったのだった。 女性は母親が亡くなったために休暇をとり、職場に復帰したばかりだった。秘書はこのEメールに激怒し、弁護士事務所「ベイカー&マッケンジー」の同僚数人にこのEメールを転送した。送られてきた人は、また別の人に転送したというわけだ。 このEメールは瞬く間に広がり、ネットで公開されマスコミの眼に留まった。 フィリップス弁護士のEメールにはこう書かれている。 “ディア・ジェニー 私はランチ時にドライクリーニング屋に行って来た。ケチャップのシミを取るには4ポンドかかるそうだ。今日、代金を現金で渡してくれれば、私は感謝するよ” 秘書のジェニー・アムナーさんは、こう答えた。 “このEメールに関して 仕事にすぐに戻ってこれずに申し訳ありませんでした。しかし、母の急な病気、そして死、葬儀といった事があり、あなたの4ポンドなんかより、もっと差し迫った大切なことがあったのです” ジェニーさんの同僚は、そんな代金の取立てなど支払わなくてもいいんじゃないかと言っていたが、ジェニーさんは支払った。 ふたりの弁護士事務所は感心していない。 広報は「事の成り行きは知っています。しかし、これは社員2人の間のプライベートな問題でありますが、手が負えない状況になっているので、現在調査中です」という。 新聞は、フィリップス弁護士宛ての数通のEメールを掲載している。ケチャップのシミがついた惨事を聞いて深い悲しみにくれたという投資銀行家や、フィリップ弁護士はどこかに移住したらいいのではないかと提案しているものもいる。 ================== 元凶はEメール。日本の会社でも、似たり寄ったり・・・。 直接話せば、フレンドリーにまとまることでも、EメールだとPCの前で「クソッ!」とか「シネ!」とか叫んでいる同僚を、ときどき見かけませんか?実は夕べの貴方もそうだったりして・・・。 記事掲載サイト:Excite世界びっくりニュース
by londonderby
| 2005-06-18 18:12
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