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雨上がりの鬱陶しさも
a0037410_524417.jpg これまで、パブでのドリンクメニューについて、短い間に何度か書いてきたが、性懲りもなく、もう1つ挙げておきたい。

それは、やはりホワイトビール「Hoegaargen White」のこと。

スペシャルビール(ピルスナービール=下面醗酵に対してスペシャルビール=上面醗酵)と呼ばれるベルギーの代表種で、比較的アルコール度数の低く、爽やかでほのかに甘酸っぱい香りのするフルーティーな味わい。カシスやレモン、ライムを入れると一層口当たりがよくなるので、もともとビールが苦手な方や、重いビールに食傷気味の方にはオススメしたい。今日の雨上がりの鬱陶しさも忘れさせてくれるかも。

「TripleCrown」のフードメニューのなかで言えば「タコとキノコのぺペロンチーノ」など、魚貝料理とあわせて味わってみてはどうだろうか。

原材料には、ミネラル豊富な水、大麦モルト、小麦(ヒューガルデン村特産)、ホップ、の他にコリアンダーやオレンジピール(オレンジの乾皮)等のスパイスを使用。ろ過・加熱を行わず、瓶詰め時にも2次醗酵用の酵母と少量のシュガーを加えた後、瓶内(樽内)醗酵させている。「Hoegaargen White」特有の色合いと味わいの秘密はここにあるようだ。
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by londonderby | 2004-07-29 12:44 | ★Drink Menu (A-Z)
ちょっとハマってみるのも楽しいですよ
パブ「TripleCrown」に何度訪れるうちに、気になってくるものがある。

それは店内にあるスロットゲーム。2台あるうちの1つ「Around The World(80日間世界一周)」は、スロットと双六ゲームがくっついたもので、店主がロンドン時代にパブでよく遊んだものらしく、この店を開業する際、日本の業者を探して取り寄せたらしい。
もう1台も基本的なルールは同じだが「London Underground」という名のとおり、双六ゲームには、ロンドンの地下鉄の名称がついている。

細かいルールを知るにはある程度長く遊ぶ必要があるが、どちらのゲームもビギナーズラックが頻繁にあるので、興味がわいたら気軽に挑戦してみることをオススメ。貯まったゲームコインはドリンクを交換できるので、生ギネスをパイントグラスで飲みながら、ちょっとハマってみるのも楽しいですよ。
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by londonderby | 2004-07-29 11:22 | ★Slot Game
一応、予告しときます
今期(2004-2005)のPremierLeagueの試合日程が発表され、8月の中旬には開始されるとのこと。「TripleCrown」でのCS放送の予定は後日に改めて掲載しようと思います。
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by londonderby | 2004-07-27 05:27 | ★Football Game
ちょっとしたパブ上級者の気分を
パブを訪れたとき、郷に入って郷に従えと、1杯目は定番のGuinness、あるいはちょっとフルーティなHoegaardenWhite、StongBowなどと、ビールのなかで変化をつけてみるのも良いが、BritishやIrishのスタイルがそれほど好きではない人、普段はワインバーなどのおしゃれなお店にいくことの多い人、カップルにオススメしたいのは、シェリー酒。
余計なお世話なんだが、ちょっとしたパブ上級者の気分を味わえたり、演出できたりしそう。

ご存知の方も多いと思うが、シェリーはワインの一種で、もともとはスペインのものだが、もっとも消費しているのは酒好きのイギリス。その人気のきっかけは、1700年代「麦酒税」の高騰だとも、「東インド会社」の輸送航海中の飲物だったことだとも言われている。シェリーに関する薀蓄ネタは、最近いろんなところで見られるので、もし興味があれば後で調べてみてはどうか。

夏の暑い日なら、渋味の少ない爽やかな味わいが楽しめるドライなシェリー「Manzanilla(マンサニージャ)のLaGitana(ラヒターナ)」などはどうだろうか。

また、シェリーの後、パブらしさを残しながらも、あえてビール以外を選びたいなら、以前に紹介した「Hennessy Mule」などがオススメ。シェリーの爽やかさもきっちりと引き継いでくれるだろう。

参考情報:
シェリー酒の関連書籍「シェリー酒」中瀬 航也(著)/PHPエル新書
HennessyMuleの関連エッセー「パブらしさを残しながら
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by londonderby | 2004-07-26 04:15 | ★Drink Menu (A-Z)
パブらしさを残しながら
パブというとGuinnessなどのスタウトが定番だが、少し変化をつけてみたいとき、そこにパブらしさを残しながらという条件をつけると、多くの選択肢をもっているお酒の上級者でさえ、結構迷ってしまうこともあるらしい。ましてやパブの初心者ならなおのこと。今日はそんなときにオススメの飲み方を探してみることにした。

「Hennessy vsop privilege(1) + Soda(1.2) + GingerAle(1.2) + ライム(1/8カット)」といった組み合わせで「Hennessy Mule」と呼ばれている。

Hennessyの甘い香りとGingerAleの爽やかな苦味からはじめまり、飲み終えるまでに4段階くらいの味があり最後はライムで締めてくれる。
ロングサイズのグラス、あるいは暑い夏の日にはパイントグラスで、数杯飲んでも飽きずに楽しめるかと思う。(Hennessyをパイントで、というのはどことなくパブらしいじゃない?)

この後のオススメを店主に聞いてみたところ、そのときの気分次第だが、Hennessyの流れでハードにいってみるのも良いし、爽やかな味わいを引き継いでドライなシェリー酒も良いとのこと。
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by londonderby | 2004-07-24 18:40 | ★Drink Menu (A-Z)
寝苦しい熱帯夜に・・・
最近、深夜でも30度前後という熱帯夜が続いている。昼間の暑さでいくら疲れていたとしても深い睡眠をとるのは難しいかと思う。寝室でも職場と同様にエアコンの恩恵に授かりたいところであるが、一日中それでは体に悪いので、筆者は最近、こんな組み合わせで一気に寝付くことにしている。。。

Cragganmore12years × StrongBow

夏といえばソーダ割りや軽いビールが人気だが、MoltWhiskeyのCragganmore12年に、チェイサーとしてAleビールのStrongBowでいく。
また、StrongBowにオレンジビターを少しだけ入れみる。オレンジの苦味がビールの酸味を抜いてくれる。数杯のお酒の後、少しフレッシュな味わいがほしい頃、こんな組み合わもおすすめ。もしも興味をもたれた方がいたら、一度試してみてはどうだろうか。

参考情報
: MHDディアジオ・モエ・ヘネシー「 Cragganmore 12years
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by londonderby | 2004-07-22 21:24 | ★Drink Menu (A-Z)
パブの歴史
日韓ワールドカップがあった2002年あたりから、都内を中心にイングランドやアイルランドにあるパブ(Public house)に似せた店構えの居酒屋が随分増え、その存在と楽しみ方の理解が急速に広まったと思う。今日は、いまさらではあるが、パブの歴史を紐解いてみようと思う。(サイトのテーマを考えれば、こういう内容は義務かもしれないし。)

(1) パブのはじまり

「パブのはじまりは、ローマ人がブリテン島を支配していた紀元前1世紀ころにさかのぼることができる。ローマ人は大陸と同じく、ブリテン島でも街をつくり、道路網を整備。 それに付随して現在のイン(inn)の前身といえるような宿泊施設ができた。この施設では、宿泊、食事、娯楽の3つの機能が提供され、最初のころのパブは、旅人のためのものだった。その後、ローマ人が去ると、ローマ人のつくった宿泊施設も衰退していき、そのかわり宿泊の機能は修道院などが果たしていくことになる。
 そして、13世紀になると、イギリス国内で人々の移動が活発化し、道路網がさらに整備されるようになる。それにともなって、ローマ支配のころから細々と残っていたインの前身が、建物の1階が酒場の宿屋、いわゆるインとして姿を変えて発達していくのである。宿泊施設を兼ねているパブがあるのは、ローマ人の文化の名残りともいえる。」

(2)エールハウス・タバーン

「インが栄えてくるのと同じ頃に、エールハウス(ale house)が登場。エールハウスはビールを飲める飲み屋のこと。ここでもインのように宿泊することができたため、インとの明確な違いはない。このエールハウスの名前は11世紀頃からあらわれる。例えば、シェイクスピアの『ヘンリー5世』などにも登場する。現代英語ではエールハウスという言葉は、パブの古い言い方。このことは、現在インもエールハウスもパブの店名に使われていることからもわかる。
 この他にインやエールハウスと並んで古くから存在したものに、タバーン(tavern)がある。現代英語のタバーンは直訳すると「酒場」といったところ。しかし、タバーンは本来、食事をする場所を意味し、食事を提供することが目的だが、食事ができれば、当然のようにお酒も飲むことになる、こうしてタバーンとイン、エールハウスの境界は限りなく不明確なものになっていった。タバーンという言葉もまた現在ではパブの店名として使われている。※横浜・目黒にある。
 イン、エールハウス、タバーンの3つは、大雑把に言って、本来はそれぞれ宿泊施設・酒場・食堂を意味していた。機能の上でそれぞれ似通った側面をもちながら、何を第1の目的としてつくられたかという点で、微妙に違っている。これらの施設がパブリックハウス(パブ)へと変わっていく。」

(3)パブリックハウス

「パブは、元来パブリックハウス(public house)の略称。文字通り「公共の家」という意味だった。イン、エールハウス、タバーンが、単純にパブリックハウスに変わっていったのではなく、18世紀に登場したコーヒーハウスなどの要素が加わったのである。
コーヒーハウスは、これもその名のとおりコーヒーを飲む喫茶店。その名前からも想像できるように、コーヒーハウスではお酒はなし。
 今では少し考えにくいことだが、このころロンドンではブルジョワたちの間でコーヒーが流行し、コーヒーハウスはコーヒーを飲みながら政治談義や商談に花を咲かせるブルジョワのサロンとしての性格をもっていた。人々の集まるコーヒーハウスでは、その地域のさまざまな出来事を取り仕切るといったことも行なったり、仕事を斡旋したり、争い事を仲裁する場所となっていった。いわば地域の寄り合いや公民館のような場所である。それだけにとどまらず、ブルジョワが集まったことにより、商人たちのための施設でもあった。
 例えば、政府の圧力のかかった新聞などでは知り得ない情報が集まる場所でもあり、遠隔地貿易の隆盛によって、損害保険が始められた場所でもあった。さらに重要な特徴は、情報の集まる場所であったことから、いわば公的世論を形成する場所になっていったことである。王や政府に反対するブルジョワたちの集まる良からぬ場所としてコーヒーハウスの閉鎖令が出たほどで、そこで話されていたことの影響力の強さがうかがえる。このあたりにパブの公共性の源流を求めることができるであろう。

 しかし、コーヒーの流行が終わってしまうと、コーヒーハウスはタバーンなどのいわゆるパブへと店の質を変えていく。もともとは宿泊施設、酒場、食堂であったものが、公共の場所としての性格を加えながら、「パブ」となっていったのである。
現在では単にお酒を飲むだけではなく、友人と政治やスポーツの話を語り合ったり、ひとりでゆっくりと飲んだりする場所であり、誰にとっても思い思いに過ごすことのできる心地のよい空間となっているのである。」

※参考文献
小林章夫『パブ 大英帝国の社交場』
(講談社現代新書1118)講談社、1992年
臼井隆一郎『コーヒーが廻り世界史が廻る 近代市民社会の黒い血液』
(中公新書 1095)中央公論社、1992

ここ「TripleCrown」の居心地の良さも、そんな歴史に裏打ちされているのかもしれない。なんて考えるのも根拠がない訳ではない。というのも、店主はその昔、ロンドンのパブにもに入り浸っていたらしいから。。
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by londonderby | 2004-07-20 13:16 | ★Public House
Guinnessの歴史
a0037410_437017.jpg 土曜日の夕方、肩に突き刺ささるような昼間の暑さが少し和らぐ頃、いつもの生ギネスをPUB「TripleCrown」で1パイント(税込1000円)。いつもは同僚とわいわいやりながら飲むギネスとは一味違うような気がする。

今日はギネスの歴史を調べてみることにした。

「・・・若き日のアーサー・ギネスが、廃業した醸造所を借り受け、なんと年45ポンド、9000年にも及ぶ賃貸契約を結んだのは1759年のこと。これが3世紀を経て今に続くギネス社の原点。ダブリン郊外のセント・ジェームズ・ゲートでのできごとだが、今から思えば、この時彼はまるで自分の醸造する黒ビールがいつの日か世界に知れわたり、人々に愛されることを知っていたかのようなエピソード。

最高級の原料、最高級の麦芽、そして純度の高い水へのこだわり。さらに時間をかけてゆっくり発酵させるテクニック。アーサー自身天才的な感覚を持ち合わせていたという幸運にも恵まれ、ついに今までにない個性的なビールが誕生することになりました。アーサーの夢は世界に冠たる醸造所という形で実現し、今やギネスは世界140ヶ国以上にその名を轟かすビールの名門となった。・・・・」

参考:サッポロビール「ギネスの歴史」

明日の仕事を気にすることのない今夜は、この歴史あるギネスにもうしばらく酔いしれてみよう。
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by londonderby | 2004-07-17 19:09 | ★Drink Menu (A-Z)
いつなったらできるかわからないので
a0037410_19501096.gifPUB“TripleCrown”の公式サイトは、いったいいつなったらできるかわからない。店主にきくところでは、あともう少しで完成するらしいが、ずっとそう言われている気がする。きっと急ぐこともなくマイペースで進んでいくのだろう。
ときとして、そんなペースが心地よかったりもする。ありきたりな情報ばかりで、楽しめないサイトを作るのではなく、最適な状態になるまで、ゆっくりと作り上げていく。まるでWhiskeyやWineをじっくりと造っていくように。お店のサイトができるのを楽しみに待ってみようと思う。

しかし、そうはいっても、お店の場所を知りたい人が地図さえ探し当てることができないのは問題だと思うので、お節介なのだが、このページに、お店の簡単な地図を掲載しておくことにした。

参考情報:
入り口の写真看板の写真店内の写真1店内の写真2推薦文(?)
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by londonderby | 2004-07-07 16:00 | ☆Official Website