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「Victoria Bitter」が早速登場!
Newcomerが登場するらしいと書いたばかりだが、昨日TripleCrownを訪れたところ早々に、店主がニコニコしながら持ってきたのが、この「Victoria Bitter」(375cc瓶)だ。

イギリスのビターよりもラガーに似ているので、日本人にとって馴染みやすい飲み口。とは言いつつも、しっかりとした麦の香りが、忘年会シーズンの今、宴会場など広いフロアで飲むビールとは一味違う印象を与えてくれる。(あまり出来上がる前に飲みにくることをオススメしますけど。)是非試してみてください。

個人的に名前を聞いたことがある程度だったので、改めて店主に聞いたりインターネットで調べてみたりしたところ、この「Victoria Bitter」は、オーストラリアのビクトリア州をベースとする、カールトン&ユナイテッドブリュワリーが生産するビール(同上場で「Foster Lager」も生産)で、オーストラリア国内で売り上げトップと言われほど人気があり、VB(ヴイビー)の通称で親しまれていることが分かった。

※すみません。この銘柄について良くご存知の方も多いかと思うのですが、筆者が個人的にオーストラリア事情はさっぱり・・・でして。

地元では「VBは肉体労働者のビールだ」と言って避ける人もいるらしいのですが、個人的には「お酒って大抵そういうものじゃないの?」と思ったりもする。どこの国でも銘柄に対してそういう差別感が存在する。しかし、知らずに飲んだ後「旨いお酒(洋酒)だなあ」と思い、ボトルのラベルをよく読んでみると労働を賛美するようなコピーが書いてあったなんてことも多いのではないだろうか。
ちなみに、ビールではないが、先日某所で一杯いただいたシェリー酒「OLOROSO 」にも“Sangre y Trabajadero”という、まさに同じような(共産主義政権を想像させるような)タイトルが記されていたが、あれも旨かった。(少し酔っているせいか話が散らかってきたので、この辺で・・・。)


参考情報
「Victoria Bitter」の公式サイト
by londonderby | 2004-12-19 01:11 | ★Drink Menu (A-Z)
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